【コラム:yukiko】石巻と東京の<活力>あふれる「色と食の旅プロジェクト」開催!

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ファッションスタイリスト&カラーディレクターyukikoです。弊社 色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」で運営している「色と食の旅プロジェクト」イベントセミナーが開催されました。今回のテーマは「オイスター」!宮城県石巻市荻浜(おぎのはま)地区の30代漁師さんをお呼びして、現地の生産者が好む【隠れ旬】の牡蠣を紹介しました。

荻浜は3.11東日本大震災の震源地から近い所にある漁場です。津波で船を無くし、漁にも出られない、漁師を辞めてしまう人も大勢いたそうです。しかし、何もない状態であっても助け合って前進しようとする町の人の姿、漁に出ようと行動し始める船頭さんの姿を見て、30代の彼らはこの人についていこう、「漁師」という職を全うしよう、と覚悟が出来たと言います。家業を継いで漁師になった豊嶋さん。震災ボランティアがきっかけで漁師になった久米さん。「まだまだ勉強中の身です」と謙虚に話す彼らですが、「宮城のこと、牡蠣の事をもっと知って欲しい!」という強い想いを持っています。

 
「色と食の旅プロジェクト」~隠れ旬を味わう!オイスター活力祭~イベントセミナーでは、前半に漁師お二人とyukikoのトークセッションを行い、30代生産者の本音や今後の展望をお聞きしました。荻浜で採れた【隠れ旬】の牡蠣の美味しさも教えてもらったあと、20名以上の参加者が楽しみにしていた蒸し牡蠣を味わう時間に。

 
さぞ賑やかになるのかと思いきや、生産者の想いのこもった一粒の牡蠣を手にしたとたん、会場から参加者の声が消えました。1分ほどでしょうか。それは主催者の私も予想していない驚きの光景です。
食しながら各々が漁師さんの生の声を受け止め、牡蠣が育った背景を感じ取っているかのように見えました。漁師さんも「1粒をこれほど大事に味わってもらえるなんて、本当に嬉しい。これからも美味しい牡蠣を皆さんに届けたい」と、生産者と参加者の想いが繋がった瞬間でした。

 
イベント後半は漁師さんと一緒に<活力祭>!!【隠れ旬】の牡蠣の美味しさをを思う存分楽しんでもらいました。日本酒のプロフェッショナルが選んだ宮城県の銘酒や珍味を囲み、宮城県の観光名所や牡蠣漁の話など、皆さん話が尽きない様子。主催者としてとても嬉しい雰囲気でした。
 
 
今回、私が<活力祭>と名付けた理由は2つあります。
ひとつは、亜鉛・ミネラルなど栄養素の多い牡蠣を食すことによって、参加者の明日への<活力>になって欲しいこと。もうひとつは、宮城の牡蠣の美味しさや生産者の想いを発信することによって、水産業に携わる方々の<活力>になって欲しいこと。参加者と生産者、そして主催者みんなの<活力>になるようなイベントにしたかったのです。

ありがたいことに今回は多くの方々、企業および組織にご協力いただきました。マスコミの取材もあり、お越しいただいた漁師さんや石巻市生産者の<活力>のもとになればと思っています。私たち30代は、まだまだ伸びしろのある世代です。「色と食の旅プロジェクト」が石巻の漁師さんにとって良いスタートになるように、私たちも応援していこうと思っています。

 
イベント中から「東京組も頑張ろう!」とすっかり「仲間」「戦友」となって意気投合した参加者と漁師さん達。活動拠点や仕事、年齢が異なっていても、未来に向かって前進するために互いが高め合える関係が築かれていました。皆さんの様子を見ているうちに、私も<活力>が湧くイベントセミナーとなりました。
今後の「色と食の旅プロジェクト」もお楽しみに!

 
 
「色と食の旅プロジェクト」~隠れ旬を味わう!オイスター活力祭~
日時 2014.06.28(土)14:00-16:00
場所 フレスコ イベントスペース
協力 花田寛明氏(牡蠣プロデューサー)、木村光氏(×SAKEプランナー)
企画および主催 yukiko(色彩総合プロデューサー)
[後援] 石巻市、石巻商工会議所、社団法人 石巻観光協会、宮城県漁業協同組合
 
(イベント開催にあたり、花田氏、木村氏、ほか多くの方々にご協力いただきました。心よりお礼を申し上げます)
 
 
【イベントの様子はこちらからご覧になれます】
「色と食の旅プロジェクト」公式facebook
色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」facebook

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