【コラム: 森田朝美】第36回テーマ:分散投資が必要なワケ

森田朝美

海外資産運用アドバイザーの森田朝美です。

投資相談を受けた際にいつもお伝えするのが、「分散投資の必要性」です。

理由としては、例えば海外に投資をすると、最低限関わってくるのが、為替リスクとカントリーリスクです。

投資をした後に円高になるのか、円安になるのかは正直わからない時もあります。

中長期では円安になるのは間違いないと思ってはいても、目先の動きはどちらになるのか読めない時もあります。

それに突発的に投資国そのものに有事が起こる可能性もあります。

そうなるとどう動いても大丈夫なように分散投資をすることで、リスクを回避することが可能となるのです。

具体的に分散投資と言っても、国を分けるだけでなく、商品の性質を分散することもあります。

例えばファンドや預金等の金融商品と、金や不動産の実物資産への投資にも分散することで、リスク回避となります。

かつて起こったリーマンショックのようなことであっても、ファンドであれば価格は一時的に大きく下落したり、場合によっては紙切れになったりすることも稀にありますが、不動産等であれば、なくなることはありません。

何事もバランスが大切なのです。

日本だけに投資をするよりも海外にも分散投資をすることは、ご自身の資産を守ることにもなりますからね。

少ししか資産がないから、と言う方であっても、一極集中だけは避けることをオススメします。

*投資判断は自己責任でお願いします。

それではまた次回の記事でお会いしましょうね♪

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る