【コラム: yukiko】生産者の想いを発信するために。九州取材に行ってきました!

yukikoの資格活用法

色彩総合プロデューサー&ファッションスタイリスト yukiko です。

現在、芋焼酎を中心に「お酒」にまつわるプロモーションを担当しています。今回は大分県の日本酒の蔵元「小松酒造場」にもお邪魔しました。

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平成20年に酒づくりを再開した経緯をもつ蔵です。

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30代の六代目杜氏が手掛ける日本酒「豊潤」は純米大吟醸、純米吟醸など、どれも肌理が細かくさらりとしていて、柔らかい口当たりが特徴です。包み込まれるようなふんわりした香りに癒される日本酒です。家族経営のため、生産量が限られます。

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そのため、蔵元と信頼関係が保たれる酒販店のみの販売なのですが、その「絆」が購入する側のエンドユーザーにとって「安心感」を覚えます。

作り手が真摯に取り組み生まれたお酒を、信頼のおける販売店が多くのお客さまに推薦する・・・作り手にとって、理想となる図式です。

 

芋焼酎もしかりですが、「プレミアム品」の扱いになると、生産地であっても販売価格とは大幅に異なった金額でお店に並んでいる様子を見かけます。

 

ある芋焼酎の蔵元は「自分たちが提示した価格を、正しい情報で売ってもらい、芋焼酎を飲んでくれるファンの皆さんに届けたい」とおっしゃっていました。私も同感です。

「プレミアム品」の考え方は色々とあるのでしょうが、私が色彩総合プロデューサー&ファッションスタイリスト として原宿イベントで参加者に常に伝えているのは「流行や情報に流されるのではなく、自分の”意思や価値観”で自分オリジナルの「プレミアム焼酎」を見つけてほしい」ということです。

蔵元が一生懸命作っているからこそ、私たちもその想いをしっかり受け止めて、美味しく楽しく飲む・・・それが頑張っている蔵元への「応援のしかた」であり「作り手とのコミュニケーション」だと考えています。

 

有り難いことに、弊社色彩総合プロデュース「スタイル プロモーション」のイベントに参加して下さる方々はその意識の高い方が多く、単に「流行っている」という流動的な情報や「好き嫌い」の好みだけではない見方でイベントを楽しんで下さいます。

 

だからこそ、主催者である私も真剣です。正しい情報、透明度が高く新鮮な情報を発信することが必要であり、参加して下さる方への礼儀だと思うからです。

そのため、「疑問に思ったこと」「分からないこと」は直接蔵元に聞くようにしています。酒販店や関わる方々に聞くこともあります。(いつもありがとうございます!)
生産現場に行って、自分の感覚で情報を掴み、自分の目で確かめたくなります。

 

今回の九州出張で日本酒「小松酒造場」に伺った目的は上記にありました。私と同じ30代の蔵元が、自分の力で「ブランド」を育てようとする姿勢。

日々の活動でスタイリストとして「ブランド構築」を担う私にとっても、興味があり、応援したい蔵元なのです。

 

大分県宇佐市のブランドにも認定された日本酒「豊潤」。杜氏・小松氏の人柄や前進する力、応援する周りの方々の想いが「豊潤」という日本酒を飲むと分かります。繊細で優しく、柔らかい、「飲む人に寄り添うお酒」です。

ご興味のある方はぜひ一度飲んでほしい日本酒です。

日本酒「豊潤」/ 小松酒造場(大分県宇佐市)
(販売店もHPに記載。ご不明な点は蔵元へお問合せ下さい)

◆5/23(土)原宿開催!芋焼酎の30代蔵元も熱い!
かごしま芋焼酎コミュニティ活力祭
蔵元4名とスタイリストyukikoの30代ユニット【SATSUMA⇔TOKYO Community Unit】で情報を発信します!

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