2014年9月

こんにちは！山本圭美（まみ）です。


母音といえば日本語なら、「あいうえお」　英語なら、"a,e,i,o,u"がすっと頭に浮かぶことでしょう。でも、これが英語の美発音を妨げるネックになってしまう。　


英語の場合、母音を構成する「文字」としてはこの5つのアルファベットで正解ですが、音声（発音）の場合は約20の母音があります。「約」というのは学者により諸説あるためです。


いずれにせよ、日本語と同じようにアイウエオの5区分だけと思わないこと。これはIPAいわゆる発音記号を少しだけ勉強すると解決するので、心配しないでくださいね。


さて今日は語尾のyについて。綴り字のyは子音でもありますが、母音として発音することもあります。例えば、easy, city, key, busy, funny, very ,merry, worry 等々。
では、ここで質問です。これらの語尾のyは同じ発音でしょうか。

ひとつづつ、

発音してみて

くださいね。

いかがですか？

正解は・・・
↓
↓
↓
↓
↓

正解は次回発表します！


今日もよい一日を♪

こんにちは！山本圭美（まみ）です。

私の名刺にはVocalist/English Diction Coachと印刷されています。何のコーチなんですか?　と尋ねられることもあります。
"Diction"という単語を英和辞典で引くと「言葉遣い、語法、言い回し、発声法、話し方」などと出てきます。「何かを言葉で表現するときの方法、観衆への理解度という観点から考慮される明瞭な発音のスピーチ」と示したものもあります。

私が使う"Diction" の意味に最も近いのは「朗読、演劇、声楽などにおいて言葉の発音法」などと訳されたものでしょうか。単にある言語で、会話をする際の発音というだけでなく、聴衆を前に、明瞭に美しく聞こえる方法です。

長年参考にしているのは1946年に初版の出たジュリアード音楽院の先生だったMs.Madeleine Marshallの"Singer's Manaual of English Diction"。少し古い本ですが、ジュリアードでこの本を基に指導している先生も最近までいらっしゃいました。マイクを使わない声楽やオペラで歌うことを前提としている部分が多いのですが、それでもとても勉強になることばかり。マーシャル先生が表しているこのマニュアルを、ジャズやポップス、ロックなど英語歌詞で歌う方のために、新しい感覚の所感も加えて今後ご紹介していきたいと思います。

今日もよい一日を♪