
「ワインショップでのワインの選び方 後編」
こんにちは。「Wineshop Lucky」の武士です。
今回は、ワインショップでのワインの選び方についてお話したいと思います。
早速ですが、前回、良いショップの条件を下記のようにお伝えしました。
【良いワインショップの条件】
1. 品揃えが豊富であること。
2. 店内が清潔で商品がきれいであること。
3. 商品管理を行っていること。
4. ソムリエやアドバイザーなど、ワインに詳しい人がいること。
5. 個々のワインの説明が表示されていること。
今回は、詳細については説明を省略しますが、ワインは、?品揃えが豊富で、?店内が清潔で商品がきれいで、?商品管理をされているショップ、での購入をおすすめいたします。
更に、?ワインに詳しい方がいらっしゃるか、?ワインの説明が表示されている、または、??両方の条件も満たしていると良いのですが、今回は、ワインに詳しい方がいなくて、説明の表示もない。というショップでのワイン選びの手がかりとして、主な品種の特徴と、主な国や地域の特徴を中心に、少しお話したいと思います。
【ショップにワインを買いに行く ?ショップに相談できる人がいない場合?】
《ワイン選びの手がかり その1》
ワインショップに行くと、ワインの種類(赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインなど)別、
国や地域別に陳列されているところが多いと思います。ですが、それ以外に表示されている情報がなく、お店に相談できる人がいない場合は、まず、基本的な品種とその特徴を少し知らないと、好みのワインを選ぶのは難しくなります。
そこで、主な品種の特徴について以下に記載してみました。特徴を表現している言葉から、気になるキーワードを探してみてください。
☆赤ワインの主な品種
(1) カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)
主な産地:ボルドー(Bordeaux/ボルドー)地方、オーストラリア、チリ、カリフォルニア、南アフリカ、アルゼンチン
特徴:成熟がやや遅い。香味成分やタンニンが豊かなので、味が濃く、華やかな香りのワインを造ることができる。時間が経つとより風味が増すので、長期熟成に向く。
※ ボルドー地方では、メルローやカベルネ・フランとブレンドされることが多い。オーストラリアでは、シラー、イタリアのトスカーナ(Toscana)では、サンジョヴェーゼ(Sangiovese)など、各地方の在来品種とブレンドされることもある。チリやカリフォルニアでは、カベルネ・ソーヴィニヨンのみで造られたワインが多い。
(2) メルロー(Merlot)
主な産地:ボルドー(Bordeaux/ボルドー)地方、イタリア(北東部、北部)、カリフォルニア、日本
特徴:甘い香りがあり、ジャムや熟したプラムのような風味がある。渋みが少なくまろやかなので、味をまるくするためと、栽培のリスクを軽減させる目的で、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドすることが多い。
※ フランス以外の国では、メルローだけで造られたワインも多く存在する。日本でも、長野県、山梨県、山形県などで、高品質のワインが造られている。
(3) ピノ・ノワール(Pont Noir)
主な産地:ブルゴーニュ地方(Bourgogne/フランス)、オレゴン、ニュージーランド
特徴:若いうちは、フレッシュなベリー系のフルーツの香りで、熟成すると、きのこや枯葉、肉を思わせる風味が現れる。風味を生かすために、他の品種とブレンドされることは少なく、単独でワインが造られることが多い。
※ ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールは、香り、果実味ともに控えめで、上品で深い味わいがある。オレゴンのピノ・ノワールは、フレッシュな酸と細かく硬質なタンニンの軽快なワインが多く、ニュージーランド では、豊かな果実味で、バランスがよくエレガントなワインが造られている。
(4) シラー(Syrar)
主な産地:ローヌ(Rhone/フランス)地方、オーストラリア、カリフォルニア
特徴:タンニンが豊かで、若いうちは渋みが強く、スパイシー。くせのある風味が感じられるが、時間が経つと、味わいがまろやかになるので、長期熟成のワインに向く。
※ ローヌ地方では、シラーだけで造られたワインが多いが、オーストラリアでは、カベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされることが多い。オーストラリアでは、シラーは、シラーズ(Shiraz)という名称で、国内の収穫量は第一位。また、栽培される地域によって特徴がかなり異なる。
(5) カベルネ・フラン(Cabernet Franc)
主な産地:ボルドー(Bordeaux/ボルドー)地方、ロワール (Loire) 地方、イタリア(北東部)
特徴:ラズベリーのような香り。柔らかく豊かなタンニンがある。爽やかな酸味とエレガントさが特徴。
※ ボルドー地方の品種のひとつとして有名だが、主体となる品種ではなく、多くは補助品種。
しかしボルドーの一部の地域や、ロワールでは、カベルネ・フラン主体のワインが造られている。
☆白ワインの主な品種
(6) シャルドネ(Chardonnay)
主な産地:ブルゴーニュ(Bourgogn/フランス)地方、カリフォルニア、オーストラリア
特徴:白ワインの品種の中で、最も知名度が高く、人気の高い品種。芳醇でボリュームがあり、心地よい質感のあるワインが造られる。シャルドネは、世界中で栽培されており、環境や気候、醸造方法によって、味わいが大きく変わる。強烈な個性はないため、オーク樽で熟成させると、バニラのような香りや、スモーキーな風味とよくなじむ。
※ ブルゴーニュ地方のシャブリ(Chablis)地区のような冷涼な地域では、生き生きとした酸味を持つワインが造られ、カリフォルニアのような温暖な地域では、まろやかでしっかりとした濃厚なワインが造られる。また、ブルゴーニュ地方では、単一品種で造られるが、カリフォルニアやオーストラリアでは、他の品種とブレンドされることも多い。
(7) リースリング(Reasling)
主な産地:ドイツ、アルザス(Alsace/フランス)地方、オーストラリア
特徴:白い花やハチミツの香りと、ミネラルも感じられる。しっかりとした酸味で繊細で上品な口当たり。
※ ドイツを代表する品種で、ドイツの二大銘醸地(モ?ゼル・ザール・ルーヴァー/Mosel-Saar-Ruwerとラインガウ/Rheingau)の80%以上のワインがリースリングで造られていいる。ドイツのリースリングは、軽快な果実味と豊かな香りが特徴。アルザス地方のリースリングは、酸味と果実味のバランスが良く、繊細で優雅。アルザスのワインのラベルには、品種名が記載されている。
リースリングは、製法により、100年以上の熟成が可能となる品種でもある。
(8) ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)
主な産地:ボルドー(Bordeaux/ボルドー)地方、ロワール(Loire/フランス)地方、ニュージーランド
特徴: 青リンゴや柑橘類、グーズベリーやトロピカルフルーツなどの果実の香りと、ハーブのような個性的な香りを持つ。いきいきとした酸味とやわらかい口当たりのすっきりとした味わいのワインが造られる。
※ ボルドーでは、セミヨン(Semillon)という品種とブレンドされることにより、本来の香りと酸味に加えて、しっかりとしたボディと余韻が加わる。ロワール地方では、ソーヴィニヨン・ブラン単独でワインが造られる。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは、近年世界的に高い評価を受けている。果実味と酸味のバランスがよく、豊かな香りのワインが造られている。
《ワイン選びの手がかり その2》
ニューワールドのワインは、ほとんどの場合、ラベルに品種名が表示されていますので、品種の特徴がある程度わかっていれば、好みのワインを探す手がかりになるのですが、フランスやイタリアなどの旧世界のワインは、ラベルに品種の表示のないものがほとんどなので、たとえば、フランスのブルゴーニュ(Bourgogne)の赤ワインはピノ・ノワール(Pinot Noir)という品種で造られている。というように、その産地の主な品種についても多少知る必要があります。

そこで、今度は、温暖な地域と冷涼な地域との違いを次のようにまとめてみました。
☆赤ワインの場合
香り:<寒冷な地域> 赤系果実 → 黒系果実 → ドライフルーツ <温暖な地域>
果実味:<冷涼な地域> フレッシュ、控えめ → 強い <温暖な地域>
酸味:<冷涼な地域> 酸味が強い → 酸味は控えめ <温暖な地域>
渋み:<冷涼な地域> 控えめ → 強い <温暖な地域>
☆白ワインの場合
香り:<寒冷な地域> 柑橘類 → 黄色い果実 → トロピカルフルーツ <温暖な地域>
果実味:<冷涼な地域> フレッシュ/控えめ → 強い <温暖な地域>
酸味:<冷涼な地域> 酸味が強い → 酸味は控えめ <温暖な地域>
製法等により、違いが現れるので、あてはまらない場合もありますが、一般的には、冷涼な地域と温暖な地域で造られるワインの香りや風味には、このような違いがあります。
例えば、しっかりめの赤ワインを購入したいと場合は、フランスのボルドー地方の赤ワイン、または、カリフォルニアのシラーや、オーストラリアのシラーズを、フレッシュで酸味の豊かな白ワインを購入したい場合は、冷涼な地域の白ワイン、フランスのアルザス地方のリースリングや、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランなどが選ればれるのではないでしょうか。
更に、フランスの銘醸地ブルゴーニュ地方とボルドー地方について簡単に触れておきます。
先ほど例として紹介しましたが、まず、ブルゴーニュ地方の赤ワインは、ピノ・ノワール、または、ガメイ(Gamay)という品種で造られています。ガメイは、ボジョレー(Beaujolais)という地区の赤ワインの品種ですので、ブルゴーニュ地方の他の地区の赤ワインのほとんどは、ピノ・ノワールで造られています。ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールは、ピノ・ノワールの典型とされており、香り果実味ともに控えめで、上品で深い味わいがあります。白ワインは、シャルドネ、またはアリゴテという品種から造られています。高級な白ワインはシャルドネから造られており、シャブリやムルソーなどが有名です。ブルゴーニュのワインは、単一品種で造られるため、その品種の香りや風味を存分に楽しめますし、ヴィンテージ毎の違いや、作り手によっても味わいに違いがあるため、同じ品種でありながら、風味の違いを楽しむこともできます。その反面で、ショップでのワイン選びは困難であるというのが現状だと思います。
ブルゴーニュ地方のワインが、単一の品種で造られるのに対して、ボルドー地方のワインは、複数の品種をブレンドして造られます。赤ワインには、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランが使われます。また白ワインは、ソーヴィニヨン・ブラン主体で、セミヨン(Semillon)がブレンドされます。
ボルドー地方のワインは、複数の品種をブレンドして造られるので、その年のぶどうのできにより、ブレンドの比率を変えることで、ある一定の品質を保つことができます。
《ワイン選びの手がかり その3》
今回は、手ごろな価格で購入できるワインについてお話したいと思っているので、これは、余談になりますが、一般的に、安価なものは、早飲みタイプで、高価なものは熟成するタイプである場合が多いです。また、価格が高くなるほど重く、複雑なワインであることが多いので、ワイン選びのヒントのひとつに加えてください。
以上、ショップでのワイン選びのヒントになりましたでしょうか。
ちょっと面倒だなぁ。と思われると思います。確かにちょっと面倒ですし、わかりにくいのです。でも、最初から全てを詳しく覚える必要はなく、主な品種や国の特徴を1つ知るだけでも何も知らずにショップに行った場合とはだいぶ違いますし、自分の興味のあるものだけ覚えていれば十分だと思うのです。
それぞれの品種や、地域の特徴がなんとなくでもわかって来ると、ワインショップでのワイン選びがちょっと楽しくなると思います。本日お話いたしましたことが、少しでもショップでワインを選ぶ際の参考になりましたら幸いです。ぜひ、ワインショップへ足を運んでみてください。
この度は、最後までご覧いただきましてありがとうございました。
何かご質問等がございましたら、お気軽にメールをください。(Mail:shop@lucky-fin.com)
また、ニュージーランドワインにご興味がございましたら、ぜひ当店のサイトもご覧ください。
(URL:http://www.lucky-fin.com/)
ワインショップでのワインの選び方 前編
こんにちは。「Wineshop Lucky」の武士です。
今回は、ワインショップでのワインの選び方についてお話したいと思います。
【良いワインショップの条件】
1. 品揃えが豊富であること。
2. 店内が清潔で商品がきれいであること。
3. 商品管理を行っていること。
4. ソムリエやアドバイザーなど、ワインに詳しい人がいること。
5. 個々のワインの説明が表示されていること。
以上のように良いワインショップの条件を以上5項目にまとめました。これから、ひとつひとつについてお伝えしていきますね。
1.品揃えが豊富であること。
白ワインであれば、千円台?2千円台のワインが、赤ワインであれば、2千円台から3千円台のワインの品揃えが豊富なお店が良いと思います。千円台、2千円台、3千円台、4千円台・・・・1万円台、2万円以上、と価格帯について豊富な品揃えがあれば尚良いと思いますが、千円前後の低価格のワインと2万円以上するような高価なワインだけがあり、その間の価格帯のワインがあまりそろっていないようなお店は、あまりお奨めできません。
また、超有名な銘柄や、よくメディアや雑誌でみかけるワイン、最近話題になったワインばかりを揃えているお店もあまりお奨めできません。それは、有名だから、安いから、という理由だけで商品を仕入れている可能性があり、ワインそのものの質や風味などにはあまり感心がないと思われるからです。超有名な銘柄のワインや、メディア等で宣伝されているワイン自体がよくないということではないので誤解のないようにお願いします。豊富な品揃えの中に、いくつかそういったワインもある。ということであればそれは良いと思います。
2.店内が清潔で商品がきれいであること。
店構えが豪華であるとか、建物が新しい。ということよりも、店内が清潔で商品がきれいで且つ、整頓されていているということの方が大事です。
ワインは食品ですから、店内が清潔である。ということは言うまでもありませんね。
商品がきれいだということからは、常にボトルを拭くなど、商品を大事に扱っているということや、よく売れているので、商品が常に回転しているということの両方が考えられます。
ラベルについてもきれいであるに越したことはありませんが、ワインのラベルの汚れについては、その汚れの原因が何かということが重要になります。
手に取ったワインのラベルがもし汚れていた場合は、同じ種類の他のワインのラベルも見てみてください。
もし手に取ったワインのラベルだけがたまたま汚れているという場合は、どこかでキズつけてしまったとか、そのワインが置いてある場所だけ、たまたま水が垂れていたとか、外的な要因による汚れである可能性が大きいので、もし実際にそうであれば、ワインの品質そのものには、影響はありません。しかし、どのワインのラベルも汚れているという場合は、どこかで高温にさらされて、瓶からワインがあふれてしまった、または乱暴に扱われたという可能性も考えられます。この場合は、品質にも影響が出てしまいます。
ラベルの汚れの原因については、どちらにしても、店員さんに聞いてみることをお奨めします。それでもし後者だったり、明確な回答を得られなかったりした場合は、残念ですが、購入を控えた方が良いと思います。
最後に、きれいな商品が、お客様に見やすいように工夫して陳列してあれば、尚良いですね。
3.商品管理を行っていること。
ワインの品質は、温度にはとても敏感です。ですから、販売する際にも温度管理につとめているかどうかは大切な要素のひとつになります。
お店にある全てのワインがセラーに入れられていなくても、高価な一部のワインなどがセラーに入れられていたり、店内の温度が多少低めに設定されていたりするなど、温度管理につとめている姿勢が見えるお店は信頼できると思います。ワインセラーがお客様の目に触れるところになかったとしても、?でお伝えしたように店内が清潔で商品がきれいなお店であれば、商品管理もきちんとされているのではないかと推測することができると思います。
逆に、店内の温度が極端に高かったり、ワインが、お醤油やみりんなど温度管理をあまり必要としない商品と一緒に扱われていたりする場合は、要注意です。また日の当たる場所にワインを置いて販売している場合などは問題外です。
今までお伝えしてきた3つの条件を満たしていれば、それは良いワインショップだと思います。そして、これからお伝えするあと2つの条件もあわせて満たしているお店であれば、より自分の欲しいワインを購入し易いお店であると思います。
4.ソムリエやワインアドバイザーなど、ワインに詳しい人がいること。
できれば、ソムリエやワインアドバイザーなど、ワインに詳しい人がお店にいて、ワイン選びのお手伝いをしてもらえると良いと思います。
ソムリエの方には、また商品がワインだと、なかなか話しかけにくいという方もいらっしゃると思いますが、例えば、洋服や、電気製品を購入するときと同じような気持ちで、気軽にいろいろと聞いてみてください。
きっと気さくに質問に答えてくれたり、ワインについて説明をしてくれたりすると思います。気軽にと言われても...という場合は、ちょっと思い切って聞いてみてください。たぶん親切にアドバイスしてくれると思います。
もし、「そんなこともわからないのか」というようなことを言われたり、態度をとられたりしたら、それは自分が悪いわけではなく、お店の人の方が悪いと思って、別の人に聞くようにするか、別のお店に変更することをおすすめします。
わからないから聞くのですからね。ちなみに、私は今までにそういう態度をされた経験はありません。これは、この仕事を始める前、ワインについてほとんど知識がなかったときも含めてです。
ソムリエやワインアドバイザーなど、ワインに詳しい人がいるお店では、その方が仕入れるワインを決めている場合が多いので、ワインそのものの質や風味なども考慮した品揃えになっている場合が多いと思います。
5.個々のワインの説明が表示されていること。
これもできれば、ですが、全てのワインでなくても、いくつかのワインに説明が表示されていると、そのワインについて何も知らなくても、気に入ったコメントのものや、説明の中にあるキーワードを元にワインを選ぶことができますよね。
“おすすめワイン”などの表示を選ぶ際のひとつの目安にするのも良いと思います。
以上が、良いお店の条件です。読んでみると、なーんだ当たり前のことじゃない。と思われたのではないでしょうか。
それでは、次に、実際にショップにワインを購入しにいく場合についてお伝えします。今回は、相談できる人がいるショップに行く場合についてお伝えします。
【ショップにワインを買いに行く ?ショップに相談できる人がいる場合?】
自分の好みのワインをショップで購入してみましょう。お店に相談できる方がいる場合なので、自分のわかる範囲の言葉でどのようなワインを購入したいのかを伝えればよいのです。そのときに、まず、予算については伝えた方がよりワインは選びやすくなると思います。例えば、予算と目的を伝えただけでも2,3種類のワインを教えてくれると思います。今回は、より自分の購入したいワインをお店の方に伝えるために、10個キーワードを記載してみました。項目についても、具体例についてもこの限りではありませんが、参考にしていただければと思います。
☆好みを伝えるキーワード
1. ワインの種類:赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワイン 等
2. 国:フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、オーストラリア、日本 等
3. 地方:ボルドー(フランス)、ブルゴーニュ(フランス)、カリフォルニア(アメリカ) 等
4. 品種/ぶどうの種類:ピノ・ノワール(赤)、カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)、シャルドネ(白)、
ソーヴィニヨン・ブラン(白) 等
5. 香:豊か⇔控えめ、複雑⇔フレッシュ
6. 味/酸味:豊か⇔控えめ
7. 味/甘み:ある、感じる、控えめ
8. 味/渋み(タンニン):豊か⇔控えめ
9. 味/果実味:豊か⇔控えめ
10. 味/ボリューム:重め⇔軽め
11. その他:料理に合わせる、以前飲んで美味しかった 等
例えば、
「3000円程度のボルドーの赤ワイン」(伝えた項目→予算、3、1)
「3000円程度の酸味のしっかりとしたシャルドネ」(伝えた項目→予算、6、4)
「3000円程度の果実味の豊かな軽めの白ワイン」(伝えた項目→予算、9、10、1)
「ピザに合わせたい渋みの控えめな赤ワイン」(伝えた項目→予算、11、8、1)
などです。

最後にプレゼント用のワインを購入する場合について少し触れておきます。
プレゼント用のワインを購入する場合、プレゼントする相手と自分との関係や、ワインを良く飲む方なのか、そうでもないのかなどを考慮します。親しい相手であれば、自分の気に入ったワインを選ぶのも良いと思います。儀礼的な相手であれば、一般的に評価の良いワインが良いと思うので、お店の方に、予算とその旨を伝えて選んでもらうのが良いと思います。また、相手のワインの好みがわかれば、好みに合わせるのも良いと思いますし、ワインの好みはわからなくても、食べ物の好みがわかれば、それに合わせたワインを選ぶのも良いと思います。またよくワインを飲まれる方で、いろいろなワインを召し上がっている場合は、ちょっと珍しいワインなどをお店の方に聞いてみるのも良いと思います。逆にあまり召し上がらない方なら、軽めで果実味があり、甘みも多少感じるようなものが良いのではないかと思います。また季節に合わせるのも良いですね。暑い季節であれば、爽やかな白ワイン、寒い時期には、ふくよかな白ワインや赤ワインが良いのではないでしょうか。今の時期であれば、クリスマスに召し上がっていただけるようにスパークリングワインも良いと思います。
「5000円くらいのおすすめのスパークリングワインはありますか?」これで十分です。
いかがでしょうか。この程度でれば、簡単に伝えられると思いませんか?
皆様がショップでワインを選ぶ際の参考にしていただければ嬉しいです。また、ワインを購入するしないにかかわらず、ぜひワインショップに足を運んでいただいて、可能であれば、ワインを手に取って見てみてください。ワインのウインドウショッピングもなかなか楽しいですよ。
次回は、相談できる人のいないショップでのワインの選び方についてお伝えしたいと思います。
何かご質問等がございましたら、お気軽にメールをください。(Mail:shop@lucky-fin.com)
また、ニュージーランドワインにご興味がございましたら、ぜひ当店のサイトもご覧ください。
(URL:http://www.lucky-fin.com/)
「レストランでのワインの選び方 (後編)」
こんにちは。「Wineshop Luckyfin(ラッキーフィン)」の金岡です。
今回は、レストランでのワインの選び方を前編、後編と2回に分けてお伝えしていく後編です。
前編で、量が決まって→種類を決めて →予算を決めて→本日の飲みたいワインの好みも決まって となって、さぁオーダーしましょう。からの続きです。レストランでオーダーする場合、ソムリエのいる店でワインを選ぶ場合と、自分でリストから選ぶ場合と2つのパターンに分けて説明したいと思います。
1.ソムリエのいるお店でワインをオーダーする。
まずは食前酒を頼み、お料理を決めて、ソムリエがワインリストを持ってきてくれます。ワインリストを見せてもらっても必ずオーダーしなくてはいけないわけではありませんし、一読してやっぱりグラスワインをオーダーというのも失礼ではありません。ワインに興味があるのであれば、そのお店にどれくらいの種類のワインがあるのか、価格はどのようになっているかなど、見るだけでも勉強になりますので、ぜひ手に取って見てくださいね。
お店によっては、全て横文字だったり、とても分厚かったり、分類方法もそのソムリエの好みなので、「なんじゃこりゃ???」って難しいリストもあると思います。でも大丈夫。見たいのはまず金額です。
自分の予算にあったものが何本ぐらいあるのか?いくらからいくらぐらいまでのワインがあるのか?を見てみてください。
例えば、今夜のワインの予算が¥7000で、¥6500?¥8000の間に5種類のワインが書いてあったら、ソムリエさんに、その価格の辺りをさして「このくらいの価格のワインを飲みたいのですが、どう違うのですか?又はお奨めはどれですか?」と相談してください。
もちろん口頭で「予算は7000円前後で白ワイン」と伝えてもらっても良いです。ただデートや接待など、お食事のお相手に予算を聞かれたくない場合もあると思うので、そのような時にはワインリストは便利ですよね。
通常ソムリエは、ぶどうのバッチをしているので、わかると思いますが、ソムリエがいなくても、ワインがたくさん揃っているレストランや、ワインリストが別になっているレストランは、ワインに詳しい人がいる可能性が高いので相談する事をお奨めします。
ソムリエが、ワインをお奨めする時に一番知りたい情報は、お客様の「予算と好み」と言われています。ここがずれてしまっては、お奨めしても喜ばれないかもしれないですからね。そこで、予算を伝えれば、知りたい情報をひとつ提供しているわけです。次にソムリエはすでにみなさんのオーダーしたお料理を聞いているので、お料理との相性について説明してくれるかもしれないですし、又は、ワインそれぞれの特徴を話してくれるかもしれません。
その説明の中に、本日飲みたいと思っていたワインのキーワードが出てくると思いますが、もしどのワインもピンとこなければ、今日飲みたいと思っていたワインの好みについて伝えてみましょう。きっとお目当てのワインに出会えるはずです。
2.自分でリストからワインを選ぶ(ソムリエのいない店)
自分でワインを選ぶ場合も、事前に決めることは一緒です。量が決まって→種類を決めて →予算を決めて→本日の飲みたいワインの好みも決まって からワインを決めましょう。
お店によっては、ワインについてのコメントを入れてあるリストもありますよね。「果実味があって、ボリュームのある赤ワイン」とか「爽やかで軽めの白ワイン」のように、全てのワインにコメントがある場合は、コメントを参考にしてワインを選ぶという方法もお奨めです。
最近はフランス、イタリアのような伝統的なワイン生産国だけではなく、ニューワールドと呼ばれるオース
トラリア、チリ、カリフォルニア、もちろんニュージーランド!などのワインを扱っているレストランが増えています。ニューワールドのワインは、ワインの銘柄に、ワインに使われているぶどうが表示されていますので、好きなぶどうを赤白それぞれいくつか覚えていれば、ワインを選ぶのはより簡単で楽しいものになります。
例えば、ニュージーランドの「セレシン・レア・ピノ・ノワール 2005」の場合は、ピノ・ノワールというぶどうで作られた赤ワインだとわかりますし、カリフォルニアの「カベルネ・ソーヴィニヨン・アレキサンダー・ヴァレー・オルデン・ヴィンヤード2000」であれば、カベルネ・ソーヴィニヨンから作られた赤ワインであることがわかります。

ピノ・ノワールというぶどうの特徴が、「明るい色調と華やかで豊かな香り、柔らかで広がりのある酸味があり、タンニンは控えめ」、カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴は「香草やブラックベリー、黒すぐりなどの香り、タンニン(渋み)の豊かな力強いワインが多い」と知っていると、その日の気分でどちらのワインを選択するか決められると思います。
白ワイン、赤ワインを作るぶどう品種の特徴についても今後説明を追加していきますので、参考にしてくださいね。このコラムを読んでくださる方が、レストランでおいしいワインを選んで、おいしい食事が更に楽しい時間になったらとても嬉しく思います。
次回は、ワインショップでワインを購入する場合について前編、後編に分けてお伝えしていく予定です。
何かご質問等がありましたら、お気軽にメールをください。お待ちしています。(Mail:shop@lucky-fin.com)
ニュージーランドワインにご興味があったら、ぜひ当店サイトもご覧下さい。(URL:http://www.lucky-fin.com/)
「レストランでのワインの選び方 (前編)」
こんにちは。「Wineshop Luckyfin(ラッキーフィン)」の金岡です。
今回は、レストランでのワインの選び方を前編、後編と2回に分けてお伝えしていく前編です。
レストランで、ワインを選ぶのは、接待だったり、デートだったり、ワイン好きの集まりだったり、
親しい友人や家族との食事と、いろいろですよね。みなさんのワイン選びのお役に立てるように、ワインを選ぶのって楽しいと思っていただけるように願って進めていきたいと思います。
ワインを選ぶ前に、決めてもらいたいのが、1.まずは、「量」 2.次に、「種類」 3.そして「予算」です。
「量」については、テーブルにいるみなさん、ふたりきりかもしれませんが、どれくらい飲めるかですね。
ワインのボトルは、外国のワインは750mlです。日本のワインは720ml。
一般的にワインは1杯 125mlと言われているので、ボトル1本から5?6杯取れると思ってください。
その食事の席にいる人が、グラス4,5杯はいつも飲むって方が3人いれば、ボトルで3本はいけるかも?
逆に1杯で十分という人が4人であれば、がんばってボトル1本頼んでも良いかもしれません。
最近はグラスワインが充実しているお店も増えていますが、やはりまだまだ少なく、グラスワインであれば、1、2種類というお店も多いので、4人で同じグラスワインを1杯ずつ頼むのであれば、思い切って、ボトルを頼んでみるのはいかがでしょうか。
理由としては、もちろん種類の多さです。
グラスワインよりちょっと高めになりますが、選択肢は広がります。
次に、「種類」については、赤、白、ロゼ、スパークリング。ボトルでオーダーすることが決まったら、
次は種類を決めましょう。ここでは、飲む順番について説明します。
一般的には、食前酒→軽めの白→重めの白→軽めの赤→重めの赤→食後酒 と進みます。
これは、もちろん全て飲むわけでなくて、途中からか、一部でも良いのですが、基本的には、軽めのものから重めになります。お料理でも前菜は味の薄めのものから濃い目、しっかり目に進むのと同じです。
もし2本オーダーするのであれば、軽め→重めをおススメします。逆に重め→軽めだと、軽めのワインが更にか細く感じてしまうのです。
全体の量がボトル2本であれば、白→赤(一般的ですね)、白→白又は、赤→赤(軽め→重め)で違いも楽しめます)。
同じようにグラスワイン+ボトル1本であれば、グラスワインは(スパークリング、白)で赤ワインをボトルで楽しむ又は逆に、ボトルで、(スパークリング、白)で、赤はグラスワインというのも良いと思います。
そして、最後に「予算」です。予算は、最後ではなくて、実際にはお店を予約した時や、お店に行く前に
お料理も含めて、今日はこれぐらいかなぁと予算は決まっているかと思われます。
一般的なワインの予算の目安は、1人分のお料理の80%?100%、つまり8割から同じぐらいと言われています。1人¥8000のお料理のコースをオーダーして、ワインは2人でボトルを1本オーダーする場合、ワインは、¥6500?¥8000ぐらいのものが予算の目安となります。
もちろんこれは目安なので、もう少しお手頃な価格でも、高価なものでも良いのです。
お店側は、お料理の値段に合わせて、ワインを揃えているので、そのようなバランスになっている事が多いです。
前編の最後に、ワインの好みを伝えましょう。私の場合、仕事柄、「ワインが好き」と聞くと、「どのようなワインがお好きですか?」とよく質問します。「ニュージーランドのワインが好きです」と言われれば、それはもう大満足ですが、そうはいきません(笑)。
この場合、国や場所、ワインの味わい、答えは様々です。質問した人がなるほど、この方は、こういうワインが好きなのだなと思えれば共有できますよね。
つまりデートでも接待でも、お祝いの席でも、ワインを選ぶ人は、相手の方(方々)の好みを聞いてから選びたいと思うはずです。そして、好きなワインを一緒に楽しめれば、ベストですよね。そこで、自分の好きなワインを伝えられるように整理してみましょう。
全てを分析して、覚えるのは大変ですし、その日の気分もあるので、覚えやすくてしっくりくる表現をどれかひとつまたはいくつか組み合わせて、ワインの好みを伝えてください。
何回か口にしているうちに、更に改良、変化していくと思われます。
好きなワインを伝えられると、相手の方と好みのワインについて共有出来て、更にワインの話が盛り上がると思います。
1. 種類:「赤ワインが好き」「白ワインが好き」「両方好き(笑)」
2. 国別:「フランスワインが好き」「イタリアワイン」「カリフォルニア」「オーストラリア」「ドイツ」など
3. 地域別:これはフランスが多いですね。「ブルゴーニュが好き」「ボルドーが好き」など
4. ぶどう別:「カベルネ・ソーヴィニヨンが好き(赤)」「ピノ・ノワール(赤)」「シャルドネ(白)」など
5. 甘み:「甘いワインが好き」「辛口のワイン」 ※これは白ワインを表現することが多いです。
6. 渋み:「渋みの少ないワインが好き」「渋みの豊かなワインが好き」 ※これは赤ワインを表現します。
7. 酸味:「豊かな酸のワインが好き」「酸の強いワインはあまり好きじゃない」
8. 果実味:「果実味の豊かなワイン好き」 「フレッシュな果実味のワインが好き」
9. ボディ:ワインの厚みや強さ、口中での広がりを表現します。「重め」「フルボディ」「軽め」
10. 香り:「香りの豊かなワインが好き」「あまり香りの強いワインは好きじゃない」
いかがでしょうか。
意外と簡単!では、なかったですか?
例えば、「カリフォルニアの赤ワインが好きです」とか「ドイツワインの甘口のものが好きです」、「ボルドーのしっかりとした赤ワインが好きです」「香りの良い爽やかな白ワインが好きです」など、組み合わせてみてください。
さて、ここで、量が決まって:
例えばボトルで2本頼む→種類を決めて:今日は白ワインを2本
まずは軽め →予算を決めて:2本頼むから1本目は4000円台だと助かるなぁ
→ワインの好みは:香りの良い爽やかな白ワインをまずは頼みたい。
となったところで、オーダーしましょう。
後編では、ソムリエのいるレストランでオーダーする場合と自分で選ぶ場合についてお伝えします。
何かご質問等がありましたら、お気軽にメールをください。お待ちしています。(Mail:shop@lucky-fin.com)
ニュージーランドワインにご興味があったら、ぜひ当店サイトもご覧下さい。(URL:http://www.lucky-fin.com/)
わかりやすいワインの話
はじめまして。「Wineshop Luckyfin(ラッキーフィン)」の金岡と申します。当店は、ニュージーランドワインを専門に扱っているネットショップです(http://www.lucky-fin.com/)。ニュージーランドワインをご存知でしょうか?お隣のオーストラリアワインに比べて、ワインショップやスーパーマーケットなどで見かける機会は少ないので、知らない方もいらっしゃると思います。ニュージーランドは、ワイン作りに適した地方が多く、白ワインはソーヴィニヨン・ブラン、赤ワインはピノ・ノワールが世界的にも高く評価されています。

私たちは、ニュージーランドのワインの素晴らしさに感動して、当店を始めました。そして、ニュージーランドのワインの素晴らしさをお客様にお伝えするためには、他の世界中のワインについても知らなくては、と同時に他の国のワインについても日々勉強しています。でも知れば知るほど、ワインの世界は深く、面白く、またどの国も特徴があり、良いワインを作っているので興味深いです。日本のワインも素晴らしいものがあり、ぜひワイナリーを訪れてみたいと思っています。 まだまだ勉強中ではありますが、ぜひみなさんがワインを選ぶ時のお手伝いが出来るような内容をお伝えしていきたいと思っています。
難しい。わかりづらいと言われてきたワインですが、最近は、レストランなど外食の機会以外にも、ホームパーティや、バーベキュー、普段の家の食事の時など、身近になってきていると思います。私の周囲の人も、年齢関係なく、仕事柄、ワインの話をすると社交辞令も含めて、ほとんど人が「ワインは好き」と言ってくれます。その続きもあって、「同じようなワインを選んでしまう」「どのワインが良いのかわからない」と言った話もよく聞きます。それは、そのはずです。ワインに力を入れているショップやレストランに行くと、100種類以上のワインがあり、世界中で作られていて、ビンテージ(収穫年)も違うのですから、ワインを仕事で扱っていても、そこにあるワイン全てを知っているというのは難しいことです。なので、みなさんが、知らないワインがたくさんあるなぁと思われてもそれは、そのはずなので、興味があるワインがあれば、ショップの店員さんやレストランのスタッフに聞いてもらればと思います。
第2回、第3回は、「レストランでワインを選ぶ方法」について、わかりやすくお伝えしていきます。レストランでワインを選ぶ時の参考になって、みなさんがレストランでおいしい食事を楽しむときにワインも一緒に楽しんでいただければと思います。第4回、第5回は「ワインショップでのワインの選び方」について、豊富なワインを揃えているスーパーマーケットも増えています。ネットショップも含めて、わかりやすく、ワインの選び方やラベルの見方など、お伝えしたいと思っています。その後は、スパークリングワインについて、主なぶどうの特徴について、相性の良い料理、各国のワインの特徴についてなど、お伝えしていきたいと考えています。
何かご質問等がありましたら、お気軽にメールをください。お待ちしています。(Mail:shop@lucky-fin.com)

