
海外有給インターンとは
そもそも、インターンとは、学生が在学中または、修了後に企業や非営利法人などで研修生として働く体験をする制度のことです。近年は日本の大学生も就職活動の一環や、キャリア教育の一環として、国内でのインターンに挑戦していますが、それを海外でやってみようというのが、海外インターンです。多くの語学学校が、一定のレベル以上にある学生を対象に、インターンをアレンジする「語学+インターン」というコースを提供しています。ビジネスに関する語学力を磨き、海外での仕事のスキルや国際感覚を身につけることができるのが魅力で人気があります。
ただ、受け入れる海外の職場の人達にしてみれば、言葉もろくにできない外国人を真剣勝負の職場に受け入れるのはリスクでもあるので、「お客様気分」ではなく謙虚に「自分ができることは何か」を考えて望むことが大切です。例えば、語学力が低いインターン生には、コミュニケーションが不要なコピー取りや皿洗いなどの仕事が任されることになりがちです。 それではあまり学校で学んだ英語の生きた実践にならないので、注意が必要です。インターンで語学力を磨きたいなら、かなり高い会話力を事前に養っておく覚悟で臨む必要があるでしょう。
海外インターンプログラムをチェック
http://www.anokuni.com/program/style/code/internship/
上記を前提に、今月は海外インターンの中でも、有給のプログラムを紹介します。有給インターンできる職種はビジネス、ホスピタリティ、教育など、幅広い可能性があります。ただ無給のインターンでさえ「受け入れ企業のお荷物」にならないように語学力があったほうがいいのですから、有給の場合は一般的にかなり高い語学力を求められることは言うまでもありません。ハードルはより高いといえます。
ただ、なかには、海外にある日系の企業(日本人の多い職場)や、日本人客の多いホテルやレストランで、日本語力を生かした仕事に挑戦できることもありますので、どうしても有給でインターンしたい方は要チェックです。
有給インターンをするために必要なビザは、国によって異なります。
アメリカの場合は「F-41 学生ビザ」の保持者は週20時間以内なら学内でのアルバイトが許されたり、卒業後に実務研修(プラクティカルトレーニング)制度を利用して1年間、有給で働くことができたりします。また、海外研修プログラムに参加する場合は、最長18カ月の就労が許可される「J-1 交換訪問者ビザ」を取得することができるなど、一定の制限のもと、就労を許可するビザがあります。正規留学のあとのインターンではない場合は、このJ-1を取得して有給インターンに参加するケースが多いようです。
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどのワーキングホリデー制度のある国ではワーキングホリデービザを生かした有給インターンプログラムが人気です。またワーキングホリデー制度のある国のなかでも、イギリスやアイルランドでは学生ビザを取得しているなど一定の要件を満たしていれば、週20時間まで有給のアルバイトが可能です。イギリスでは職業研修プログラムの参加者にトレイニーとしての就労許可が得られるケースもあります。
ビザの条件は度々変更になるし、取得が難しいものもあるので、インターンに強い留学エージェントに相談したり、大使館のビザ情報をマメにチェックするなど、正確な情報収集に努めましょう。

西川 朋子さんプロフィール
株式会社トゥモロー代表。
上智大学法学部国際関係法学部卒業後、人材派遣会社、旅行代理店を経て、出版社に入社。
同社にて7年間、留学情報誌『あの国でこれがやりたい!』の企画営業に携わる。
2006年トゥモローを設立。留学メディア事業を継承し、「世界で生きる!を応援する」ための情報発信に従事する。
トゥモロー運営の留学情報サイト;
あの国でこれがやりたい!on the web http://www.anokuni.com/
高校留学.net http://www.koukou-ryugaku.net/
大学留学.net http://www.daigaku-ryugaku.net/

