
「演奏からみえるもの」
こんにちは。
みなさまいかがお過ごしですか?
病院で音楽療法士として携わり始めてから平日の夕方に生演奏をさせていただく機会をいただきました。
毎回聴きにきてくださる患者さんや、ピアノの音が聴こえてきて立ち寄ってくださる患者さん、また職員の方など様々な方々が来てくださいます。
毎回患者さんの好みやリクエストをうかがいながら演奏させていただいています。
先日病院の廊下を歩いていたら、ある患者さんが私の姿を見かけて、ご自分のお気に入りのCDを持ってきてくださいました。その方は、「いいねぇ?」と言いながらずっと演奏を聴いていてくださっていた方でした。持ってきてくださったCDはショパンの名曲集で、幻想即興曲やワルツなどが入ったステキなCDでした。
生演奏を聴いて「いいなぁ...」と感じてくださる。
そしてそこから感じる感情を自分の中で受け入れながら、同時に同じ空間で音楽を聴いている人たちと共有し、
一体感を感じることもできる。
自分の気持ちにスーっと入ってくる「演奏」。
演奏を聴きながら、自分の気持ちと向き合う。
平日夕方の1時間の生演奏。
この1時間は、患者さんにとっても私自身にとっても自分と向き合う時間。
演奏しながら、患者さんと私との間に流れる空気を感じ取り、音楽を介して対話する。
その日患者さんがどんな曲をリクエストしてくださるか、またなぜ、その曲をリクエストされたのか。そのリクエスト
曲を聴きたいと思う心境とはどんなものなのか...など
演奏をしながら、どこかでセラピストとしての視点を忘れずにみています。
これからも患者さんのために、音楽療法士としてどんなことができるのかを考えて取り組んでいきたいです。
それではまたお会いしましょうね☆

